
製品紹介
日本で唯一の米軍規格ナイロンナット“ロックファスナーのナイロンナット”
私どもの主力製品は一般的にはナイロンナット(ナイロンインサートロックナット)と呼ばれています。ナイロンナットの原型は1940年頃、米国エスナ社(ESNA)で開発され、NAS(米国航空宇宙標準規格)、AN(米空軍仕様規格)、MS(米軍標準規格)及びMIL(米軍仕様規格)等に採用され、第二次大戦を境に米国製のロケット、軍用航空機や戦車などにも広く採用されました。
日本では戦後、米国製自動車の日本での生産に伴い導入されて以来、自動車産業の発展とともに広く一般にも普及してきました。ナイロンナットは、その後一部改良を加え、現在では、JASO規格(日本自動車規格)や、大手企業等の社内規格としても制度化されており、あらゆる産業の発展に貢献しております。
-
ナイロンナット類
ナットの雌ねじ部にナイロンワッシャーを内蔵しているため、ボルトの雄ねじがその部分に雌ねじを形成し、摩擦嵌合を生じて大きな摩擦力を引き出すプリベリングトルク型ナットです。
-
チタン製ナイロンナット類
チタン材は、他の主要金属に比べ非常に優れた耐食性を備えており、錆びません。また、耐海水性のテストではステンレスを上回る耐食性の高さです。生体親和性にも優れた材質のため、医療器具などにも最適です。
-
フランジ付きナイロンナット類
ステンレス製フランジ付きナイロンナットは、フランジが既に付いているため、特殊ワッシャーを必要としません。また、フランジでナットの座面面積が大きくなっているため、より緩みにくくなっています。
-
オールメタルロックナット類
オールメタルロックナットは、米軍規格にも対応したすり割り形状の金属一体型の緩み止めナットです。航空機規格をも満足させる品質の高さで、高度な均一性と信頼性を有しています。
-
オーダーメイド製品
弊社では、長年ナイロンナットのメーカーとして歩んでまいりました。その過程で培ってきた技術力を背景に、今日では多種多様な特殊ナットを手がけるようになりました。また、お客様の幅広いニーズにお応えすべく、様々な材質や規格にも対応しております。